パワースクール　綱島校 | 日記 | 働くこと、社会にでること、自分でお金をかせぐこと

今夏休みなので、駅の案内係などに高校生の姿を見かけることがあります。いささか緊張した面持ちの高校生は一生懸命で、とても微笑ましいです。初心忘るべからずではないですが、始めて人を教えてた時の緊張と一生懸命さを忘れないようにしたいと思います。私は英語が得意でしたし好きな教科でしたから、大学生の時は英語の家庭教師として、いろいろなお宅におじゃまさせていただきました。英語の成績が伸びたと言われてると、とても嬉しかったことを覚えています。
社会にでること、自立すること、これが、勉強の大切な目的です。その視点から、すると、学生時代に、たくさんアルバイトを経験することは、実社会を知るのによいことだと思います。キッザニアがあれほど人気なのもの、親御さんが実社会をお子さんに早く経験させたい、、というニーズに答えているからではないでしょうか。
その反面多くの進学校では生徒のアルバイトを禁止しています。確かに学業に差し支える、、というのは一理ありますが、近所のマクドナルドで嬉々として働いている息子の同級生の姿を見ると、机の前で勉強するばかりでアルバイトをさせないことに、いくらかの疑問を感じます。そして、自分で働きお金を得るということは、格別です。
私は客室乗務員として働いていたことがありますが、華やかな職場とは、うらはらに、ゴミだし、トイレそうじ、重いボトルの移動など、実際の仕事は、きれいごとでは、すまされません。机の前で与えられた問題をこなすだけでは、現場の仕事には、ついていけないかもしれません。小さい時から、どんどん、いろいろな社会に参加して、現場を知るべきです、、楽しく、時には、つらく、、。でもそれが、実際の社会です。