パワースクール　綱島校 | 日記 | 「このむずかしい辞書がいいです。」

先日本屋さんで辞書をあれこれ見ていました。偶然知り合いのお子さんにお目にかかりました。ちょうど辞書を選んでいらっしゃいました。小学校に入学なさるので辞書を選んでいるとのこと、私はすかさず、えじてんを何冊かすすめました。でも「このむずかしい辞書の方がいい。ぼくはこれで大丈夫！」といって、えじてんには見向きもしてもらえませんでした。「むずかしいことが、できる！」と思うことはお子さんの自信になるので、それを決して否定してはいけません。「すごいね！できるんだね！」と私は必ず返事をします。でも、むずかしすぎて、できなかった時は、、、。前にもどってやり直しになった時は、、、。勉強で、そんな場面に、でくわすことは、たくさんあります。
どんどん、先取りで難しいものをやる方がよい！、、これはあながち　、まちがいでは、ないです。人より先に進んでいるというのは、とてもいい気分ですから、でも、前にもどって復習する、人より遅れをとっても、ひとつずつ、自分で理解を積み上げていく、、人のペースは気にしない、、、そんな、勉強の態度も大切なのでは、、と思うことがよくあります。