パワースクール　綱島校 | 日記 | 計算はできるけど

数日前、かけ算を勉強している生徒さんにカードを使ってかけ算を表してもらっていました。かけ算は同じ数を何回もたす計算ですね。この生徒さんはカードを並べる時に少しだけ戸惑いながら「計算はできるけどね。」と言っていました。　
計算は式を作って答えをだすことです。では計算や数は何のためにあるのでしょう。それは世の中の様々なできごとを、数をうまく使いながら処理するためです。　
算数は、気をつけないと社会から離れ、教科書の中だけ、問題集の中だけの世界になってしまうことがあります。計算は、早く正確にできても、実際の場面で使えなければあまり役に立ちません。　パワースクールの算数では、紙、粘土、積み木など、いろいろなものを使います。絵もたくさんかきます。計算を紙や粘土や積み木などいろいろなものを使って理解します。
それは、頭の中でだけの算数ではなく、実際の世の中で使える算数を目指しているからです。