パワースクール　綱島校 | 日記 | 東日本大地震　ある逸話　

私の友人は気仙沼にボランティアで行っています。震災後数日で壊滅的な気仙沼に入りました。彼からテレビでは伝わってこないとてもリアルな様々な逸話がメールで寄せられています。筋肉痛になるぐらいアシストを与えたこと、アシストを与えた人がとても元気になって、明日への復興を目指してがんばっていること。など、、。昨日は夜避難所で毛布にくるまって横になっている１８歳の男の子の話をメールで送ってきてくれました。
「彼は家を失い家族もいない震災孤児でした。"行く宛のない僕を福岡に住んでいる親戚が明日連れにくる、、”とうつむきながら話してくれました。 ボランティアの私の友人はインストラクターのトレーニングやコミュニケーションのトレーニングなどを受けているので、彼の悲しみや震災でのショッキングな出来事を懇切ていねいに時間をかけて聞いてあげました。すると終始浅黒く無気力だった彼の顔が”こんなに詳しく話したことがなかったことを話して、すごくスッキリしました！と言って明るい笑顔を見せて元気をとりもどしたそうです。彼は福岡で料理の専門学校へ通い、街が復興したら思い出のつまった地元にもどって働くことを決めたそうです。そしてもどってきたら友人にご飯を振るまう約束をして別れたそうです。