パワースクール　綱島校 | 日記 | 誤解語（わからないことば　まちがって理解していることば）があると、、

今日あるお子さんが漢字のプリントを勉強していてあくびをしました。この日記を読んでくださっている方なら、、どうしてか、わかっていただけますよね。そうです。誤解語があるのです。私は注意深くそのお子さんが勉強していた漢字プリントを前にもどって誤解語をさがしていきました。次々と誤解語が見つかっていきました。誤解語があって、すっきりしていないと、人は集中することができなかったり、ちょっと気持ちが不安定になったり、、。この知識をもっていない指導者がこんな場面に遭遇したらどうなるのでしょう。きっと「もっと集中して、、」ということばを繰り返すのでしょうね。誤解語が理解されないと、お子さんは（もちろん大人の方でも同じですが）もやもやした無理解な状態をかかえたままです。集中したくてもできないのです。それは、あまり気分のよいものではありません。誤解語をかかえた直後のことは、その人の頭の中では空白になります。そんな時、人は忘れ物をしてしまったり、ちょっとしたミスをしてしまったりするかもしれません。
このお子さんはいくつかの誤解語を理解してすっきりした顔になり、空白だった欄の漢字も「思い出した！」といってすらすら記入して教室を後にしました。
また、来週もがんばろうね！